11世紀にペルシャ絨毯の技法がスペインに伝わり生まれたラグがJARAPA(ハラパ)です。それから1000年に渡って、スペインの伝統工芸品として受け継がれてきました。ギャッベやキリムなど中東で生まれたラグとは異なる、西洋生まれのラグです。
その特徴は、原料にコットンを中心としたリサイクル繊維を使用していること。繊維業の製造過程で生まれる切れ端を使用し、伝統的な技法でハンドメイドされています。
原料の繊維は染色のし直しをすることなく使用するので、色合いや風合いも様々。同じものはひとつとなく、自分だけの一枚を探す楽しさがあります。
主に高品質な衣類などを素材とするため、厚みがあり柔らかく、また優れたデザインがお部屋の表情を豊かにしてくれます
ハラパの優れた点は扱いやすさにもあります。平織りなので畳んだり丸めたりが簡単。また、丸洗いが可能で汚れたときも気軽に洗濯ができます。季節ごとにデザインを替えたり、ウッドデッキに敷いてみたりとフレキシブルな利用が可能です。
これらのハラパはすべてアルテロール製。伝統的で高い技術を持った工房が集まった組合(Artesania Textil de Lorca)の製品で、高い品質と芸術性が保証されています。
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ANDINA(アンディナ)は、一見シンプルなボーダー柄のJARAPAですが、白いボーダーの箇所に2本の細い線が入っていたり、色の濃い部分はより細かいボーダーが入っていたりとなかなか凝っています。ナチュラルな雰囲気は様々なお部屋に似合いそう。
こちらはショートパイルタイプで、全体的に毛足が短くさらりと使っていただけます。薄すぎるという感じではなく、毛足が短い分、軽いので持ち運びにも適しています。
(リバーシブルではありません)
サイズ:140×200cm
素材:リサイクル繊維(コットン70%、その他繊維30%)
made in Spain
※リサイクル繊維を染め直さず作るJARAPAには、ひとつひとつに個性があります。その個性も含めてお楽しみください。