純粋な錫はもともと手で曲げられるくらいに柔らかい金属ですが、熟練の職人が金槌で何度も叩くことで、曲げ伸ばしを繰り返しても金属疲労がしにくくなります。この技法を活かした「すずがみ」は金属でありながら折り紙のように自由に、しかも繰り返し形を変えて使うことができます。
食器はもちろん、小物入れや花器など使い道は千差万別。端を持ち上げれば食器に、二つ折りにして懐紙の代わりに和菓子を乗せて、小瓶を芯にしてくるっと巻けば一輪挿しに。
一箇所だけ持ち上げてカトラリーを置く場所に…なんていうのも素敵なアイデアです。
抗菌性があり、錆びる心配がない錫は、水回りにもお使いいただけます。
とても個性的なアイテムですが、強い主張はないので和にも洋にもよく調和します。
別売りの桐箱に入れて、贈り物にするのもぴったりです。
サイズ:約110、130、180、240mm
厚さ:約0.75mm
素材:錫(圧延)
※ご使用後はやわらかい布やスポンジを使い
台所用洗剤(中性)で洗ってください。
※表面の光沢が薄れてきたら
市販の金属磨きや歯磨き粉、重曹などで磨いてください。
~以下ブランドホームページ抜粋~
「syouryu」は、明治42年創業以来、寺院用のおりんを専門に製造しているシマタニ昇龍工房の自社ブランドです。
当工房は、全国に10人に満たない「おりん職人」が3人おり、「金鎚で叩く」ことにより板を絞り、丸みを整え、音を調律することでおりんを制作しています。この「金鎚で叩く」技術により生まれてくる新しいアイテムを今後も作り続けていきます。